2015年7月10日

第35巻「信州の高原」


35巻「信州の高原」
安斎秀夫著 1963年刊行

信州地方は、明治以降の欧米人による避暑地としての文化が入る以前は、古代からの歴史と自然の中で伝統的な生活を営んでいた地域です。現在でも軽井沢、清里やアイスクリーム、高原野菜などのモダンなイメージと、善光寺、温泉 おやき などの素朴なイメー、ジが共生していますが、そのような、文化、風土の両面を取り上げながら旅をする楽しい旅行記です。

 

 軽井沢を代表し、、皆が憧れる「三笠ハウス」もこの写真の当時はまだホテルとして現役の時代でした。古き良き、品格ある風情が伺われます。落葉松林は北原白秋の詩の世界そのものです。


 
この本が書かれた1963年頃は若者の間で、空前のハイキングブームの時代でした。新宿発の列車は信州の山や高原を目指す若者で週末には長蛇の列ができたそうです。

 

白樺の林と、鄙びた温泉郷にかかる橋、どちらも信州の魅力を感じさせるシンボルです。


 

 

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