2015年3月17日

第422巻 「日本の民具

第422巻 「日本の民具」
南雲治嘉 著 1978年刊行


人間が動物ほどの力や運動能力がない部分を知恵で補い、古来から生活のために工夫し編み出して来た道具類が、近代化の中で一見消滅しそうに見えながら、細々と根を張ってこの世の片隅に息づいている事実に着目した著者は、生活の用途別に編集した日本全国の民具を紹介しています。



先年の大雪の日、カンジキの購入を本気で考えて調べてみたら、現在でもしっかり作られて販売されているのがわかり、嬉しいやら驚くやらでしたが、いたずらに手に入れても、歩き方を知らないと怪我の元になると家人に止められましたが、いまだ諦めきれずにいます。



私がごく小さかった時代にはこのような甕や樽はまだ日常ではに使われていました。味噌や醤油を売るお店に行くと、こういった入れ物が置かれ、なんとも良い香りがしたものです。



背負ったり、手に下げたり、肩に掛けたり。さまざまな使い方で、重い荷物を要領よく運べる工夫と堅牢性に優れた籠は現在ではファッションやインテリアにも取り入れられ、新しい用途で生まれ変わりつつあります。




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