2014年11月17日

第410巻 「世界の鉄道」

第410巻 「世界の鉄道」
久保田 博著 1977年刊行 

世界の鉄道の動向を理解するためと海外旅行の参考のためという意図のもとに著者の知識と調査でまとめられた一冊です。国は変れど、厳しい自然の中を人々を担って疾走する車両の姿は、力強く健気です。


モスクワ郊外の白樺林は夏は緑に囲まれた美しい景色ですが、冬は厳しい風雪の中を走り抜ける特急「赤い矢」
いかにもソビエト的な名前ですが、力強くモスクワとレニングラード(当時)間を往復します。


ヨーロッパの駅は見える景色もやはり違います。ノルウェーの鉄道は質実剛健で地味な印象ですが、「山地が多いため線形は良くなく、また冬季の寒雪もあって、列車のスピードは速くないが、動力分散車両も増備している」


電車とSLの両方が走るインドネシアは「道路輸送の急速な伸びに押されて、鉄道が見放されていると言った状況であるが、人工密度の条件から総合して新しい施策が望まれている」



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