2014年11月13日

第407巻 「キリシタンの里」

第407巻 「キリシタンの里」
邦光史郎著 1977年刊行

青い空と穏やかな自然の中、悲劇の受難が繰り広げられたキリシタンの歴史の地を訪ねる紀行文です。


キリスト教の布教は、恵まれない人に施しと救済を与えて、信仰へ導いていくのですが、その布教のやり方が、熱意を持って布教に勤めようとする宣教師と、治世を脅かされる事を恐れる支配者との間で、救いを求めて信者となった人々を悲劇に追いやったという見方もあるようです。


踏絵は歴史の授業でも習いましたが、幕府はこのような安易な方法で、人の心の中まで変えることはできないと、知っていたのでしょうか?


宗教はどのような教えでも、人々の幸福を願うものであることに変わりないのではないでしょうか?
岩場のルルドに祀られたマリア像と江の島岩屋の弁財天女、その佇まいは似ていて、大した違いはない事が、それを物語っています。


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