2014年10月9日

第23巻 「九州」(九州の旅)

lお第23巻 「九州」(九州の旅)
武田幸一 中村秀男著 1963年刊行

「火の国九の壮大な自然美を捉える」
この時代に九州地方への旅がどの程度人々に親しまれていたのか、自然や良き時代の風物がまだたくさん残されていた頃の九州を垣間見ることができます。
※初版では「九州」となっていますが、その後「九州の旅」に改題されました。




菅原道真公を祀る天満宮は全国至る所に社があり、学問の神様として受験生の心の支えとなっていますが、この太宰府の天満宮は、それらの総本宮として名を馳せています。現在では芸術や文化活動にも力を入れ境内も美しく整備され、現代的で活気のある観光名所として繁栄しています。





神話の里、高千穂峡はその景色も神秘的で太古への憧れをかき立てられます。宮崎市内には「はにわ公園」があり、古代史の舞台として、「古事記」や「日本書紀」を片手に訪れてみたいものです。

「鹿児島を象徴するのは、なんといっても桜島と西郷さんである。これは鹿児島県人の誇りでもあり、心の支えでもある」「日本でも代表的な活火山である桜島は、どちらを向いても、はげしい噴火のあとを物語る溶岩と火山灰地がある」
「桜島のいちばん美しいのは、朱金の色に山肌の燃えるたそがれの残光のひと時だといわれているが、朝夕いつ眺めてもすばらしい」


この本が書かれたのは原爆が投下され31年後のことですが、本文中では再建が成り、活気を取り戻した長崎の様子を喜ぶとともに、旅行者の関心の高さが述べられていますが、平和の勉強以外にも、グラバー亭や卓袱料理や、美味しいお菓子などの楽しみも忘れてはいけません























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