2014年8月13日

第392卷 「郷土玩具の旅-西日本編-」

第392卷 「郷土玩具の旅-西日本編-」
山本鉱太郎著
1977年刊行

第386巻「郷土玩具の旅ー東日本編」の続編。
「”民芸”という言葉をかくれミノにした粗悪な観光みやげの横行は目にあまる物がある」と、なににでも民芸の名を付け、いつわりの由緒を付けた、現代の「伝統商法」と同じ問題が早くもこの時代から嘆かれていて、著者は本物とは何かを求めて、郷土玩具を訪ねた旅を続けます。


西日本は張子のおもちゃが多く、東日本のような木製のおもちゃが少ないようですが、紀州のおもちゃは勝浦の捕鯨にちなんだ船や鯨の張子が親しまれているようです。「瓦猿」は「ブースカ」に似ていて可愛いです。



兵庫県のおもちゃはカラフルでセンスがとても良く、紹介されているのは女の子のおもちゃのようですが、当地を訪れる機会があれば、ぜひ求めたいと思います。


大分の姫だるまは、顔が大きく個性的な表情をしています。少女漫画のような顔の書かれたお土産の姫だるまよりは、リアリティがあるようにおもいますが。




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