2014年8月29日

第394卷 「川柳入門」

第394卷 「川柳入門」
近江砂人.藤原せいけん共著
1977年刊行

私たちの日常にあるさまざまな出来事や思いを、ユーモアとペーソスを込めて五七五の言葉に読み込んだ川柳。漫画の原点でもある「柳画」を交えてわかりやすく楽しみながら川柳の世界に遊べます。



川柳の字数は、俳句と同じ五七五の17文字で表現します。「人情の機微をつき、美しい言葉で捉え、共感を呼ぼうとする十七音字の詩である」
人の世を皮肉混じりに茶化す品のないものと誤解され易いのですが、「人間を詠む歌」なのです。



娘を持つ親の心を的確に捉えた句ですが、思わず共感させらてしまう、思わず笑がこみあげてしまう。ユーモアのなかに人生のエッセンスがたくさん含まれています。




新聞や雑誌で「サラリーマン川柳」のコーナーがあり、コンテストまで開かれていますが、「現代の奇怪な世相は、川柳にとって格好の時代となっている」と書かれているように、世の中に生きづらさ、矛盾などがあればあるほど川柳の題材は豊富ということです。


川柳に添えられる絵を「柳画」と言います。
可愛らしくユーモラス、丸い曲線で描かれた絵は現代の漫画の原点にもなっています。







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