2014年8月18日

第393巻「スケッチ入門」

第393巻「スケッチ入門」
三好悌吉著 1977年刊行

美しいものや、感動を受けるものに出会えたとき、片手に持ったスケッチブックにさらりとその対象と自分の心情を託すことができればどんなにか素敵で心豊かな思い出がつくれるでしょう。そんな思いに答えるように、「絵を描くことを楽しむとしたら、それはスケッチにつきると思います」という書き出しで、楽しみながら学ぶ事ができる入門書です。



スケッチは旅先など、画室以外の様々な場所で描く事が多いので、絵の具その他の画材はコンパクトで持ち歩きやすい物が必要とされます。パステル鉛筆やクレヨン型の水彩絵の具など、様々なグッズやアイデアを紹介しています。


最近は「水ペン」を使ってぼかしたり薄めたりできる色鉛筆もあり、画材も進化の一途を辿っています。



緻密でありながらさりげない線描に、さらりと色を乗せ、決して描き込みすぎない描写です。重くなりがちな船と港の風景も穏やかで柔らかい風景に表現されています。


クレヨンは小学生の図工で使うものと決めてかかりがちですが、秋の鄙びた風景を枯れた色合いで表現するのにとても効果的に使われています。









0 件のコメント:

コメントを投稿