2014年5月12日

第379巻「アラブ世界」

第379巻「アラブ世界」
阿部 政雄著1976年刊行

「アラブには果てしなき砂漠を歩む旅人の生命を甦らせるオアシスにも似た力が秘められている」
紛争と因習というマイナスイメージの強いアラブ諸国。この国々の文化に出会い、愛するようになった著者は日本との意外にも平和的な関係性や人々の暮らし、音楽や工芸など、報道では見る事の無いアラブの姿を紹介し、友好と平和の大切さを説きます。



考えてみれば、日本にもこうした磨崖仏を見ることができます。災いを払おうとする強い気持ちを、こうした巨大な神仏に祈願するという点で日本と変わりない人々の思いを感じます。



白壁と青い空が鮮やかな町並み。マラケシュにあるアンダルシア風の庭園は松岡直也の曲「アンダルシア」を思い出します。しっとりと涼しげな緑陰の空気の演出は日本の茶庭の露地の姿とよく似ています。


女性は人前に出る事が少なく、外出の時は顔を覆って出かける習慣は有名ですが、白い長衣の下はミニスカートが透けて見えています。



人々の着ている服は、アバンギャルドでとてもおしゃれです。生成りのワンピースにジャケットをさらりと羽織り、皮のサンダルを履いたさりげなさがカッコいい!黒い靴下もバランス抜群、着こなしに作為の無いところがすごい!


1 件のコメント:

  1. ニュースや新聞で知ったアラブ諸国のイメージが変りました。

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