2014年3月19日

第370巻 「大阪歴史散策」

第370巻 「大阪歴史散策」
大谷晃一著 1876年刊行

「大阪は、奈良や京都に次いで日本の歴史の上で重要な土地であることは、案外に知られていない。史跡も当然ながら多い。ところが、大阪は絶えず変化し、発展を遂げて来た。歴史の遺物は多く破壊され、消えた」西日本の中心地として「くいだおれ」や「万博」の大阪を紹介してきたカラーブックスが、東京と同様に経済に破壊された歴史と文化を街角の史跡を探して紹介する、地味ながら発見のある一冊です。


大阪の観光といえばやはり大阪城ですね。とはいえ、秀吉の城は跡形もなく徳川が再建したこの城に江戸の面影を感じるのはそう思って見るからでしょうか?


仏教と神道、蘇我氏と物部氏の戦いに参加した聖徳太子戦勝を願って建立した四天王寺、この金堂と五重塔は、東京の多くのお寺と同様に、戦後再建された「新しい寺」のひとつです。



千利休と三千家歴代の墓所は京都の聚光院にあると思っていましたが、この大阪の南宗寺にもあります。分骨したのか、どちらかが供養塔ということになるのではないでしょうか。
「利休は天下一の宗匠とされたが、天正十九年(一五九一年)に秀吉から切腹を命じられた。そに原因にはいろんな(ママ)説があるが、彼は心の底まで秀吉の権力に屈しなかったからであろう」




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