2014年2月24日

第10巻「日本の郷土玩具」

第10巻 「日本の郷土玩具」
木下亀城著 年刊行

ページを開くとほのぼのとした世界が広がる。素朴で現代と一味違う「可愛い」です。大好きな「いずめこ人形」もあります!


農繁期に家族総出で田畑にでなければいけなかった農家の人は乳児を籠に入れて目の届くあぜ道などに置いたそうです。そういう風習を玩具にしたのが「いずめ子人形」です。「会津天神」は江戸期の会津の人々の考える菅原道真公のイメージを張子の人形にしたのでしょうか?




郷土玩具といえば誰もが思い浮かべるのが「こけし」です。地方に行って絵柄も顔立ちも微妙に異なります。「これ以上の省略は考えられず、全ての煩わしいものが省かれている」究極の玩具と言えるでしょう。


「姫だるま」はふっくらとした愛らしい顔立ちと丸いだるまさんが癒される雰囲気を持っています。「滝宮の念仏踊り」は「彫刻入門」のモービルのような立体的造形ですね。



長崎はやはり玩具にも国際色の豊かさがあります。高知の「坊さんかんざし」は有名な「よさこい節」の一節をモチーフにした張り子人形です。クジラはゆるキャラのようで親しみやすく、そのままキャラクター商品にできそうですね(笑)

      






1 件のコメント:

  1. Twitterより
    波 (@RX7700)
    2014/02/25 20:08
    @colorbooks_cafe 色鮮やかな玩具がいっぱいでお気に入りの一冊です。のちのタイトル「こけし」にも通じる内容ですよね。比較的手に入り易いのも良いです。

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