2014年1月17日

第346巻 「小皿豆皿」

第346巻 「小皿豆皿」
三好 一著 1975年刊行

江戸時代の「本膳料理」の膳の中で塩や醤油、香の物に使う小皿、豆皿。現代の生活にも様々なアイデアで応用できそうな美しくも可愛らしい小さなお皿は、小さくとも焼きものの名品が沢山あります。


絵唐津や鼠志野は調味料の手塩皿だけではもったいないですね。どのように生かすか考えるのも豆皿の楽しみです。


美濃や瀬戸はお茶碗や水差しになると憧れの対象になってしまいますが、小皿は親しみやすく、身近で共に生きるマスコットです。

「一個何万もするような柿右衛門から二百円の手塩皿まで並べました」三好先生の素敵なコレクションです。さすがの審美眼という感じを受けますが、本文を読むと、肩肘を張らず余裕ある大人の収集であることがわかります。

塗りの小皿は茶托にもなり、お菓子の銘銘皿にもなります。格調高い漆塗りの世界が小じんまりとした品格を醸し出しています。

庶民の雑器。おろし皿は料理屋さんなどでよく付いてきます。織部のあんどん皿は素敵な贅沢ですね。


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