2014年1月12日

第344巻 「鎧と兜」

第344巻 「鎧と兜」
山上 八郎  山岸素夫 著 
1975年刊行

ー後文よりー
「甲冑は金工.漆工.染織.皮革などの工芸技術を駆使した総合的な工芸品であるとともに、武家文化の一面を象徴する文化財でもある。甲冑を再認識して正しい評価を与えるために、日本甲冑変遷のあとを尋ねてみたい」



古墳時代の兜は今の時代のヘルメットに似ていて、丸く可愛いらしい形で、武闘とは多少違ったイメージに見えます。
                                                                              

聖徳太子の鎧とされている物も、特徴は平安中期のもの。真贋はわからなくても、そう思い込みたいと思う品格があります。




軍記ものの時代には戦いにも品格と美学を感じさせます、鎧もそれを象徴するかのような落ち着いたシックなデザインと色使いです。その後、戦さは室町以降の「仁義なき戦い」に少しづつ移行して行きます。


これはファッションとしか言いようのない絢爛でおしゃれな鎧です。武士は鎧で自己主張していたのかもしれません。



武士の中にも、凝り性の人が居たと見え、このように驚くべき飾りを兜に施した人もいたようです。相手を威嚇するのには確かに効果的で、自分のセンスも多いにアピールできます。








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