2014年1月2日

第340巻 「凧づくり」

カラーブックス図書目録
 第340巻 「凧づくり」
 斎藤忠夫著 1975年刊行



お正月の凧揚げの風景は最近ではほとんど見られなくなりました。冬休みの工作に凧を作る男子がいた70年代に、「彩ページも多いカラーブックスでの刊行は、非常に意義があり、また喜ばしいことです。作り方も収録して楽しい工作の本にもしました」というこの本が刊行されたことで「凧」という文化の伝承に大きな貢献となっていることでしょう。
         
     
 戦国時代に戦場の包囲網の中での通信手段として凧揚げが盛んになり、江戸以降遊びとして人々を熱狂させ、明治になり電線や電柱鉄道の普及により凧揚げの場がなくなって行ったそうです。




関東は広い原っぱと空っ風で凧揚げには向いた風土だと思います。私の子供の頃もグラウンドや河原で凧揚げに興じる男子がたくさんいました。



「凧は竹骨に紙をはって糸をつければすぐあがるというものではない凧の大きさ、重さが風と対応する場合に、あがる条件としての翼面荷重というものがある」後文に示された凧作りの丁寧な説明は後世まで伝えて行きたい価値があります。



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