2013年12月20日

第336巻「 魚拓」


第336巻「魚拓-鑑賞と作り方-」
 清水游谷著1975 年刊行

魚拓とは、釣り人がその日の成果を記録するために、形を取って残しておくための技法としか、考えていませんでした。しかしこのカラーブックスで、格調高い作品の数々と制作への情熱を知るにつけ、美の世界がまたひとつ広がる思いがしました。






ヴィヴィッドな幾何学模様の背景に配したタコの姿は抽象芸術のようなモダンでユーモラスにも見えます。  この作品をプリントしたTシャツや雑貨が欲しい。。。 



タイ、アジ、ホタテなど日常の魚介も作品にするとほのぼのとした中に海の幸への畏敬が感じられます。



清く澄んだ流れの中を泳ぐ川魚は楓や蔦などの植物の姿を配し山水の風情が清々しく描かれていて高尚な作風です。


魚拓を図案としてきものや服飾品に用いたものがあることを、はじめて知りました。個性的でどこかホッとするような和みが感じられます。




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